ヤマノフルート個人レッスン9月第1回

 私には、日ごろからお世話になっているフルートの先生が数多くいます。その中でも、私が愛器ムラマツDSモデルと出会うひっかけを作ってくれたのが、ヤマノの個人レッスンで7年近くお世話になっている林祐香先生です。

 レッスンは土曜日なので、ギターのレッスンと重なることが今後は多くなります。わざわざ、ヤマノミュージックサロン有楽町まで行くのは大変ですが、好きなことなので、苦にはなりません。

 先生自身が、ムラマツのフルートでレッスンをされているので、当然と言えば当然だったのですが、やはりあの落ち着いた厚みのある温かな音色が大好きになって、初心者レベルであったにもかかわらず、銀座山野楽器5階のフルートサロンでフルートの選定に付き合って頂き、今のフルートを入手することが出来ました。6年前のことです。

 フルートを購入した日は、初めて参加する発表会の前々日で、ほとんどその新品に触っていないのに、思い切ってムラマツDSで演奏したことを覚えています。

 それまで使っていたヤマハのカバードキーのフルートをムラマツDSのリングキーのフルートに持ち替えて、発表会に臨んだこと。今から考えてみると、随分思い切ったことをしたものだと感じます。

 さらに、フルート本体だけでなく、ムラマツのレッスンセンターの存在を知ることになったことも含めて、楽器だけではなく、ムラマツとの関わりを作ってくれたのは、間違いなく林先生だと思います。

 林先生の生徒さんの特徴として、レッスンを辞めない方が多く、私などよりベテランの10年選手みたいな方ばかりです。そのため、空き時間が出来て、林先生の新規レッスンが開講するという話はほとんど聞きません。人気講師である所以です。

 教え方は、とにかく褒めて長所を伸ばすというタイプ。ムラマツの野原先生とは真逆のタイプです。

 発表会も、通常年1回が普通であるところ、林先生のクラスは毎年2回発表会があり、とても教育熱心。次回の発表会は来年の1月26日で、音楽の友ホールで行われることになっています。

 いよいよ、今日から、来年の発表会向けの曲の練習が始まりました。選んだ曲は、モーツァルト「アンダンテ」。モーツァルトと言えば、必ず挙がるほどの有名曲ですが、最近はフランスものばかり吹いていたため、意外にもモーツァルトの曲は初チャレンジです。

 トリル、タンギング、スラーなど、楽譜に書かれていることを忠実に再現することが、古典派以前の曲を演奏する場合の最低条件。そのうえで、強弱、音色、メリハリなどの表現力が要求されるので、かなりの吹き込みが必要になりそうです。

 今日は、カデンツ以外の部分を取り合えず最後まで通しました。リズムが不確かだったり、音ミスする箇所、指が回り辛い箇所などを炙り出すことが目的。抜き出し練習をしっかりして、次回のレッスンの備えようと思います。

クラシックギターレッスン9月第1回

 リハビリという意味合いもありますが、1年半ぶりの久しぶりのギターレッスンでした。愛器ホセ・ルイス・ロマニロスに触るのも、本当にしばらくぶりです。やはり、微妙な感覚が無くなっていたのは、弾く方の右手でした。レッスン中は、なかなか思うようなタッチにならず、昔のような感覚に戻るのには、もう少し時間がかかりそうです。

 ギターを師事しているのは、昔から山本久子先生。先生との師弟関係は、かれこれ30年近くになります。もうそんなに経ったのかと思いますが、未だに演奏活動もされている先生です。私の長所も短所もよくわかって指導して頂けるので、全幅の信頼をして、今日もレッスンを受けてきました。

 まずは、基礎練習中の基礎練習であるアグアドのアルペジオ、そして、セゴビアスケール(音階練習)を少々。スラーの練習は、握力の衰えた左手の負担を考えられたのか、今日はやりませんでした。

 久しぶりということで、先生がいろいろと考えて、リハビリ代わりに選んでくれていたのは、ワルカー「小さなロマンス」。ギターを弾く上での基本的な技術がまんべんなく網羅されている作品で、初中級者の生徒さんが、発表会で取り上げる人気曲でもあります。

 普通に弾けるようになるには、次回のレッスンくらいまでの時間は必要でしょうが、譜読み自体にはあまり時間がかからず、正直言ってほっとしました。どうやら、譜読みの力には錆び付きはなかったようです。

 勿論、将来的には、弾きたい曲がたくさんあるのですが、今は焦りは禁物です。まずは、元の状態に近づけること、その目標にむけて、今日からスタートです。

ムラマツフルート個人レッスン9月第1回

 発表会が来年の1月19日に決まり、いよいよ教室内にも掲示されました。ムラマツの発表会は、だいたい2年に一度というペースで、今回参加すると、4回目になります。

 過去、ムラマツの発表会で吹いた曲は、エルガー「愛の挨拶」フォーレ「コンクール用小品」、そして前回がゴーベール「マドリガル」

 先週に曲決めしてから、初めてのレッスンになります。曲は、随分背伸びをした感じがしましたが、サン・サーンス「ロマンス」にしました。以前、発表会で吹きたいと先生に話したところ、まだ難しいという理由であっさりと却下されたのですが、今回は何故か、寧ろ一押しという感じで勧められました。

 3年ほど前、吹きたいという一心で、チャレンジしたのですが、転調を含めた調号臨時記号に翻弄され、半音階などの箇所では指も動かず、全く歯が立ちませんでした。今回は、そのリベンジというわけです。

 ムラマツ横浜個人レッスンの先生は、野原千代先生。厳しいですが、アドバイスは極めて合理的であり、非常に的確です。実に細かいところまで、ずばりと指摘されることもあるために緊張しますが、毎回新たな発見もあります。レッスン中は殆ど褒められることはないですが、レッスンを受け始めてから6年も続いています。

 ムラマツの個人レッスンの時間は、ヤマノより10分長い40分。しかも、1月と8月以外は、月4回レッスンがあるので、結構ハードだったりします。

 でも、少しずつ実力がついてきたことのかなりの部分は、野原先生によるところが大きいと、私自身は考えています。特に、音色に関しては、昔に比べると随分変わったなあと自分でも実感することが出来ます。

 今日は、まず譜読みということで、何とか最後まで通すということが第一目標だったようで、その意味では無事最後までたどり着いて、それなりの達成感はありました。

 しかし、前半にある、音階と2つの半音階の箇所はやはりかなり手強いです。地道にメトロノーム練習をして、少しずつピッチを上げて、指を慣らしていくしかありません。あとは、半音階の最後の音が高音域のファ♯で、やはり出しにくいということで、口を絞める癖が顔を覗かせます。

 今回の指摘箇所を重点的に練習して、次回のレッスンに臨みたいと思います。

茜さんとの出会い(1)~あるプロモーション動画を観て

 もう4年近く前になる2015年の年末、フルートがやっと体に馴染み始めて、自分でも上達を実感出来るようになり、練習が楽しくなってきた頃のことです。

 その頃は、先行投資という形でいろいろな楽譜を買うものの、一向に吹ける曲は増えず、YouTubeなどでフルートの曲探しをしては、「これは無理!」とため息をつく毎日。そんな時に、ある動画を探し当てたのです。

 これが、当時見つけて何度も観た小田全宏氏が作曲した「Lullaby of Angel」という曲の動画です。勿論、今でも観ることが出来ますし、これ以外にも、「夢の光」「光の道」という2曲の姉妹曲の動画も併せて観ることが出来ます。

 全く知らない曲ではありましたが、伴奏音源付きのその曲はとても綺麗で、聴いた限りでは、自分でも吹けるかもしれないと思えるほどの難しさでした(実際には、結構難しかったのですが)。しかも、その曲が収録されている楽譜のプロモーション用の動画であることもわかり、その楽譜を手に入れるべく、思い切って出版元に連絡してみたのです。

 しかし、出版元の返答は厳しいものでした。すでに、その楽譜が絶版になっていたからです。事実、主だった楽譜を扱っているショップに問い合わせても、置いていないという回答ばかり。

 この動画で演奏されているフルーティストの方が大塚茜さんです。コンサート活動を積極的に行っている方で、日本を代表するフルーティストと言ってもいいと思います。

 勿論、当時の私は、何の面識もない雲の上みたいな方だと思っていましたし、楽譜を入手出来なければ、演奏のしようもありません。手がかりが尽きて、途方に暮れるというよりも、諦めの気持ちの方が強く、時間が経つにつれて、次第に忘れていきました。

 もし、その後のあるきっかけがなかったならば、茜さんとの出会いはなかったかもしれなかったのです。それから半年ほどの間は、何の進展もなく時間だけが過ぎました。(続)

 

ヤマノフルートグループレッスン9月第1回

 ヤマノミュージックサロン大手町で受けているグループレッスン。かれこれ、受け始めて5年近くなります。最初は、夜8時30分からのクラスでしたが、その後、直前のグループレッスンのクラスと合併したことにより、今は、夜7時30分からになっています。

 グループレッスンなので、レッスン時間は1時間。個人レッスンの時間が30分ですから、いろいろと盛りだくさんだったりします。グループは私を含めて4人で、私以外は全て女性です。

 担当講師は引地麻梨恵先生。当初担当されていた産休中の先生の代行という形で、8月までという期間限定だったのですが、ある事情があって、9月以降も引き続き受け持って下さることになりました。

 今日も、基礎練習は、まず定番のロングトーンの練習から。下降形、上昇形の両方をしっかりした音で吹くことを心掛けて各1回。高音域は、私の場合、口を絞める癖があります。出しにくいという意識が、まだどこかにあるようで、なかなか直らなくて苦労しています。口を絞めると、かえって出しにくくなるだけでなく、音も硬くなるので、気を付けているのですが、まだまだですね。

 その後、テキスト第3巻のchapter17G Minorの音階練習半音階の練習。G minorの音階練習は、♭調なのに、ファ♯の音が出てきて、高音域ではブリチアルディキーを使えない箇所があるので、ちょっと苦手だったりします。

 ヤマノでは、ヤマハのテキストを使用していて、レベルで言うと、第1巻が初級者、第2巻が中級者、第3巻が上級者という扱いになっていて、それにより月謝も変わる仕組みになっています。

 但し、レベルについては一応の目安であって、第3巻のレベルになっても、吹けそうもない難しい曲もたくさんありますし、個人個人でも当然ばらつきがあります。

 一方、練習曲として今やっているのは、2か月近くもかかってしまった「マシュ・ケ・ナダ」。言わずと知れたラテンの名曲ですが、インテンポで吹くのは、なかなか大変です。曲は3パートで構成されていますが、そのうちの2パートを受け持ち、最後まで各1回ずつ通しました。

 もともと、繰り返しが多くて結構長い曲なので、2回通すにはかなりの体力が必要でした。でも、何とか無事に終わることが出来て、ほっと一安心。

 来週からは、いよいよ最後のChapter18に入り、曲は「ユー・レイズ・ミー・アップ」に変わります。

思い切ってWordPressに挑戦

 以前から、ブログには興味があったものの、面倒だという先入観から抜け出すことが出来ず、立ち上げから公開までに随分時間が掛かってしまいました。

 最初は、無料のサービスで立ち上げようと考えていましたが、少し本腰を入れてブログを作ってみようと考え直し、少し投資をすることにはなりますが、色々な機能があり、ユーザーの評価が高いWordPressにチャレンジすることにしました。

 どこまで続けることが出来るか全く見当もつきませんが、WordPressのことを学びつつ、少しずつ自分流のブログにカスタマイズしながら、将来は、数多くの人たちに読んでもらえるようなブログを目指したいと考えています。

あまり肩肘を張らず、書いていこうと思います。

宜しくお願いします。