友人の発表会に行きました

 先日の土曜日は、レッスンの後に、友人の参加する発表会の演奏を聴きに行ってきました。いつもは、自分が参加する発表会ばかりなので、かなり緊張して迎えるのですが、今回は専ら聴くだけなので、気楽に楽しむことが出来ました。

 フルート、バイオリン、ピアノの合同の発表会でしたが、たまにはフルート以外の楽器の生徒さんの演奏を聴くのもいいものです。小学生ぐらいでしたが、音量が大きく、細かい指使いもしっかりしていて、すごく音感のいい子供もいました。かなり練習をして、本番に臨んでいることがよくわかりました。

 友人は、村松崇継氏作曲の「Earth」を演奏しました。フルーティストの高木綾子さんのために書かれた曲ということだそうです。最初は、ピアノ伴奏のない全くのソロで始まるこの曲、途中ロングトーンで1オクターブ上の高音域の音を出し続ける箇所もあり、なかなかの難曲だと思いましたが、最後までリズム等が乱れることなく、しっかりと演奏していました。本人曰く、かなり緊張してあがったそうですが、それでもあれだけの演奏が出来るのは、本当に羨ましい限りです。

 私は元来あがり症で、本番でなかなか満足出来るような演奏ができないのが悩みの種なのです。しかし、練習をしっかりすることで少しでも不安要素を無くして本番に臨むしかない、と思い定め、これからの練習も頑張りたいと思います。

 

ヤマノフルートグループレッスン9月第2回

 夕方から天候急変で、雷雨となっていましたが、勿論、レッスンはちゃんと受けてきました。

 今日から、テキストは最後のChapter18に入り、音階練習は難解なロ短調。シから始まる音階なので、2オクターブ分吹くということになると、高音域のシまでいってしまうことになり、高音域の部分の音が出るか以前の問題で、運指がとにかく大変でした。

 高音域のミ、ファ♯、ソ♯、ラ♯、シの上昇形の並びが難しくて、逆に下降形はシ、ラ、ソ、ファ♯、ミという並びになり、指が大混乱。あまり出てこない調らしくて、先生もゆっくりと慣れればいいと言ってくれました。ちょっと安心。

 曲は、「ユー・レイズ・ミー・アップ」になり、一見すると吹きやすそうでしたが、知っている曲だけに陥り易い問題が露呈。自分が知っている都合のいいリズムで勝手に吹いてしまい易いのです。

 楽譜をよく見ると、間違って吹いている箇所が多数。好きな曲の場合は、特に要注意だったりします。まだまだダメですね。楽譜は、それこそ穴があくほど、じっくり観察をしてから、音取りをして吹き始めないと。反省です。

 発表会の候補曲については、一応メンバーに楽譜を見てもらいました。拒否反応は出なかったけれど、まだ時間はあるので、他の曲と比較検討するということで、現時点では保留ということになりました。

発表会の候補曲(1)~パート・オブ・ユア・ワールド

 先日、ヤマノミュージックサロン大手町の発表会が、来年の5月頃になるという話を先生から聞きました。1月、2月あたりだと、ソロの2つの発表会と日程が被り、大変なことになると思っていたので、これは本当に助かりました。

 ただ、曲決めについては、悠長にしていると、あっという間に時間が過ぎてしまうので、候補曲だけでも早めにリストアップしておかなければと考えています。遅くとも、年内には先生とメンバーの了承を得た上で曲を決めて、総譜と各パート譜を皆に配布しておこうと思っているのです。

 メンバーは私を含めて4人なので、最有力なのは四重奏の曲ということになります。勿論、2人ずつで二重奏という手もありますが、せっかく4人いるのですから、二重奏というのはあまりにもったいないと思うのです。

 あとは、難しさなども考慮。私以外の3人、それなりには頑張ってはくれるのですが、やはり難しい曲ということになると、拒否反応を示す可能性もあります。ですから、あまり難しい曲も駄目ということになります。

 今年の2月、前回の発表会では「彼方の光」を演奏しました。この四重奏もリベラが歌う原曲のイメージを損なわない素晴らしいアレンジでしたが、後半が結構難しかったことを覚えています。

 この曲よりも明らかに難しくて、多分☆5つと最高難度ぎりぎりだと思いますが、曲はとても綺麗でメンバーの納得が得られそうな曲の第一候補が、「パート・オブ・ユア・ワールド」です。

 ご存じ、ディズニーアニメ映画「リトル・マーメイド」のテーマ曲です。既に入手済のこの楽譜、WindsScoreから出版されているもので、模範演奏を聴いてもわかる通り、とても綺麗なアレンジになっています。

 難点は、転調が多いこと、随所に散りばめられた飾りのパッセージが結構大変なこと、そして一部パートの音域が高いことです。

 でも、メロディーが各パートに満遍なく回ってくるので、パートによって飽きてしまうということがない構成になっていますし、アンサンブルとして合わせる醍醐味を存分に味わえる曲だとも思います。まずは、明日のレッスンの時に、他のメンバーにそれとなく打診してみる積もりです。

ヤマノフルート個人レッスン9月第1回

 私には、日ごろからお世話になっているフルートの先生が数多くいます。その中でも、私が愛器ムラマツDSモデルと出会うひっかけを作ってくれたのが、ヤマノの個人レッスンで7年近くお世話になっている林祐香先生です。

 レッスンは土曜日なので、ギターのレッスンと重なることが今後は多くなります。わざわざ、ヤマノミュージックサロン有楽町まで行くのは大変ですが、好きなことなので、苦にはなりません。

 先生自身が、ムラマツのフルートでレッスンをされているので、当然と言えば当然だったのですが、やはりあの落ち着いた厚みのある温かな音色が大好きになって、初心者レベルであったにもかかわらず、銀座山野楽器5階のフルートサロンでフルートの選定に付き合って頂き、今のフルートを入手することが出来ました。6年前のことです。

 フルートを購入した日は、初めて参加する発表会の前々日で、ほとんどその新品に触っていないのに、思い切ってムラマツDSで演奏したことを覚えています。

 それまで使っていたヤマハのカバードキーのフルートをムラマツDSのリングキーのフルートに持ち替えて、発表会に臨んだこと。今から考えてみると、随分思い切ったことをしたものだと感じます。

 さらに、フルート本体だけでなく、ムラマツのレッスンセンターの存在を知ることになったことも含めて、楽器だけではなく、ムラマツとの関わりを作ってくれたのは、間違いなく林先生だと思います。

 林先生の生徒さんの特徴として、レッスンを辞めない方が多く、私などよりベテランの10年選手みたいな方ばかりです。そのため、空き時間が出来て、林先生の新規レッスンが開講するという話はほとんど聞きません。人気講師である所以です。

 教え方は、とにかく褒めて長所を伸ばすというタイプ。ムラマツの野原先生とは真逆のタイプです。

 発表会も、通常年1回が普通であるところ、林先生のクラスは毎年2回発表会があり、とても教育熱心。次回の発表会は来年の1月26日で、音楽の友ホールで行われることになっています。

 いよいよ、今日から、来年の発表会向けの曲の練習が始まりました。選んだ曲は、モーツァルト「アンダンテ」。モーツァルトと言えば、必ず挙がるほどの有名曲ですが、最近はフランスものばかり吹いていたため、意外にもモーツァルトの曲は初チャレンジです。

 トリル、タンギング、スラーなど、楽譜に書かれていることを忠実に再現することが、古典派以前の曲を演奏する場合の最低条件。そのうえで、強弱、音色、メリハリなどの表現力が要求されるので、かなりの吹き込みが必要になりそうです。

 今日は、カデンツ以外の部分を取り合えず最後まで通しました。リズムが不確かだったり、音ミスする箇所、指が回り辛い箇所などを炙り出すことが目的。抜き出し練習をしっかりして、次回のレッスンの備えようと思います。

ムラマツフルート個人レッスン9月第1回

 発表会が来年の1月19日に決まり、いよいよ教室内にも掲示されました。ムラマツの発表会は、だいたい2年に一度というペースで、今回参加すると、4回目になります。

 過去、ムラマツの発表会で吹いた曲は、エルガー「愛の挨拶」フォーレ「コンクール用小品」、そして前回がゴーベール「マドリガル」

 先週に曲決めしてから、初めてのレッスンになります。曲は、随分背伸びをした感じがしましたが、サン・サーンス「ロマンス」にしました。以前、発表会で吹きたいと先生に話したところ、まだ難しいという理由であっさりと却下されたのですが、今回は何故か、寧ろ一押しという感じで勧められました。

 3年ほど前、吹きたいという一心で、チャレンジしたのですが、転調を含めた調号臨時記号に翻弄され、半音階などの箇所では指も動かず、全く歯が立ちませんでした。今回は、そのリベンジというわけです。

 ムラマツ横浜個人レッスンの先生は、野原千代先生。厳しいですが、アドバイスは極めて合理的であり、非常に的確です。実に細かいところまで、ずばりと指摘されることもあるために緊張しますが、毎回新たな発見もあります。レッスン中は殆ど褒められることはないですが、レッスンを受け始めてから6年も続いています。

 ムラマツの個人レッスンの時間は、ヤマノより10分長い40分。しかも、1月と8月以外は、月4回レッスンがあるので、結構ハードだったりします。

 でも、少しずつ実力がついてきたことのかなりの部分は、野原先生によるところが大きいと、私自身は考えています。特に、音色に関しては、昔に比べると随分変わったなあと自分でも実感することが出来ます。

 今日は、まず譜読みということで、何とか最後まで通すということが第一目標だったようで、その意味では無事最後までたどり着いて、それなりの達成感はありました。

 しかし、前半にある、音階と2つの半音階の箇所はやはりかなり手強いです。地道にメトロノーム練習をして、少しずつピッチを上げて、指を慣らしていくしかありません。あとは、半音階の最後の音が高音域のファ♯で、やはり出しにくいということで、口を絞める癖が顔を覗かせます。

 今回の指摘箇所を重点的に練習して、次回のレッスンに臨みたいと思います。