ヤマノフルート個人レッスン9月第2回

 土曜日は、月3回のヤマノの個人レッスン日。以前は、木曜日のグループレッスンに通っていましたが、職場が変わって、平日の夜に東京でレッスンを受けることが難しくなったので、同じ林祐香先生の休日の個人レッスンにスライドして、今もレッスンを続けています。

 それでも、有楽町まで通うのは大変なのですが、今まで積み上げてきた他の生徒さんたちとの交流のことを考えると、安易に切り捨てることが出来ませんでした。

 こちらのレッスンでは、サン・サーンスの「ロマンス」ではなく、モーツァルトの「アンダンテ」を見てもらっています。1月26日の発表会用の曲に決まっているからです。

 毎回、基礎練習で腹筋の練習の後に行うのが、ソノリテに載っている「低音の柔軟性」の練習です。かなり息の必要な練習なので、結構きついのですが、大分慣れてきて、最後の方まで息がもつようになり、音の最後がお辞儀して下がるようなことはなくなりました。そのため、より発展した練習ということで、前回からは同じ音を中音域で出す練習に変わっています。

 pからfへ、さらにはfからpへの音量の変化を意識した練習ですが、出だしの音が低音域より中音域の方が息がより必要な分だけ、最後まで息がもたないことがよく起こります。中音域での息の加減がまだ分かっていないということなのかもしれません。

 「アンダンテ」は基本的にはハ長調の曲なので、「ロマンス」のように、調号で混乱するような曲ではありません。古典派のモーツァルトの曲ですから、楽譜通りにかっちり吹くことが必要で、その上で、強弱のメリハリや正確なアーティキュレーション、そしてトリルなどの技術が求められる曲です。

 一応、カデンツ以外は最後まで吹いているのですが、決して速いわけではないのに、細かいところで指が回らないことが多々あり、まだまだ練習が足らないことを痛感させられるレッスンでした。

茜さんとの出会い(2)~あるきっかけとは

 私には、将来、仕事をリタイアした時のことも考えて、地元茅ヶ崎でお世話になっているフルートの先生がいます。月2回くらいのペースですが、レッスンも受けていますし、年1回の発表会にも参加させてもらっています。

 小林優香先生という方です。

 いつも自宅でレッスンされている先生ですが、コンサート活動なども行っていますし、なかなか活動的な方だったりします。

 小林先生が茜さんとどう関わっているのかというと、お二人がFOJ(フォージェ)というプロのフルートアンサンブルのメンバーになっているのです。何回か、FOJのコンサートにも行ったことがあります。それで気が付かなったというのですから、私も大分抜けていますね。

 あるきっかけというのは、私がそのことに気が付いて、楽譜の入手のことについて、小林先生に相談したことです。小林先生から、その件について茜さんにメールが行き、その時、小林先生が私のメールアドレスを教えたことから、私に茜さんからダイレクトでメールが来たのです。

 「会いましょう」と、茜さんからメールを受け取った時は、小林先生が茜さんに私のメールアドレスを教えたことは知らなかったので、怪しいメールが来たと本当に思ってしまったくらいです。

 そして、忘れもしない2016年8月14日。新宿ドルチェ楽器で待ち合わせをして、初めて茜さんとお会いしました。楽譜にはサインまで頂き、その楽譜は今では私の宝物になっています。

 その後、収録されていたLullaby of Angelなどを茜さんご本人から直接指導を受けるという機会まで得て、3曲とも発表会で演奏することになりました。

 茜さんとお付き合いさせて頂いているのはその時からで、彼女のコンサートを聴きに行ったり、不定期ではありますが、その時抱えている曲を見てもらったりしています。

 いろいろな偶然が重なって繋がった茜さんとのご縁ですが、これからも大切にしていきたいと思っています。