小林教室フルート個人レッスン9/23

 地元茅ヶ崎で、回数こそ少ないですが、プロのフルーティストの小林優香さんにレッスンを受け始めて、もう5年半になります。

  仕事をいつまでも続けられるわけではないので、リタイアした時に困らないように、地元にもフルートを習う拠点があった方がいいということで、インターネットで一番最初に見つけた教室でした。

 ご自宅でのレッスンですが、いつも楽しくレッスンを受けています。年に1度ですが、発表会もあって、もし将来経済的に余裕がなくなっても、小林教室でのレッスンだけは残そうと考えています。

 小林さんは本業のフルートだけでなく、MCも上手くて、司会進行や朗読などでも、活躍の場を広げていらっしゃいます。

 10月からは、中央FM局でラジオのパーソナリティーを務めることが決まっています。毎週月曜日の朝7時から9時までの放送で、慣れるまでは収録したものを放送することになるようですが、いずれは生放送になる可能性もあるそうです。今から、スマホにラジオアプリもダウンロードして、聴く体制、録音体制は準備万端です。

 話が少し脱線しましたが、今回のレッスンでは、「ロマンス」の難解な26小節から38小節までを見て頂きました。多少やり方は異なりますが、やはり細かく分解して、ゆっくり確実に音出しするという練習方法は同じ。とにかく、地道にじっくり取り組むしかありません。

 来年の2月に予定されている発表会では、ムラマツの発表会に引き続き「ロマンス」を吹く予定にしています。

ムラマツフルート個人レッスン9月第3回

 今日は、初めてピアノ伴奏付きで、冒頭から吹きました。勿論、伴奏してくれたのは、野原先生ご本人。高校の音楽の指導もされている方なので、もう何でも出来るという感じ。通常は、本番直前にピアノ伴奏合わせをするまで、ピアノとの合わせは出来ないこともあるくらいなので、これは本当に有難いことです。

 今日のテーマは、「ロマンス」の後半に頻繁に出てくるシンコペーションのフレーズ。音の並びが極めて簡単なだけに、どうしても、特徴である裏拍の音の出が早くなる傾向があるとのこと。早くなってしまうと、シンコペーションでなくなってしまうので、このあたりもきちんと拍を感じながら音出しする必要があるようです。

下は、51小節目、その下は最後の方の111小節目。3つの4分音符は裏拍で音が出ますが、これがまさにシンコペーション。

 そして、前回にも出てきた26小節から38小節までの部分。どうも今の時点では鬼門となっている所です。今日は、ブレスの位置の確認をしました。基本的には、全てアルペジオのフレーズが始まる前で吸うように指導されました。しかし、日頃の練習では、吹けるようになりつつあるのですが、先生の前だと吹けないこと、悔しいです。

 半音階の箇所も含めて、鍵はメトロノーム練習。それが、全てに共通する練習方法です。

 こうした地道な練習は、そう簡単には効果は出ないけれど、いつか必ずその成果が表れると、先生。そして、それが出来てきたら、実際の曲の流れの中にどう当てはめていくのかということ。そのあたりについては、演奏者のセンスによるところが大きいと言われました。

 まずは、洗い出されつつある問題点を地道にクリアしていくしかありません。

ヤマノフルートグループレッスン9月第3回

 通常は、第3週目はレッスンがないことが多いのですが、今月は引地先生のご都合で、今日はレッスンがありました。

 定番のロングローンの練習の後は、Chaptar18のロ短調の音階練習。高音域の指使いが難しいため、相変わらず苦戦中です。そして、ハーモニーの練習。こちらは、初見でも余裕で吹けるので指の問題はないのですが、ハーモニーの練習ですから、他のパートの音を意識しつつ、綺麗に響かせることに神経を使います。

 曲は、前回から「ユー・レイズ・ミー・アップ」。今回は、後半の転調後の部分を練習。より盛り上がる部分なので、長く伸ばす音がお辞儀して、音程が下がらないように注意しなさいと言われ、即実践。この曲は、前半は♯2つのニ長調、そして後半は♭3つの変ホ長調に転調するのですが、曲者はラ♭の音。つい、通常のラの音を吹いてしまう音ミスをしてしまいます。

 次回は、後半の転調後から、パートが2つに分かれる構成になっているので、セカンドパートを練習して合わせると言われました。

 来週と再来週は、レッスンがなくて、次回のレッスンは10月9日となります。

ムラマツフルート個人レッスン9月第2回

 サン・サーンスの「ロマンス」の練習は2回目になります。音階、半音階の部分にどうしても目が行きそうな楽譜なのですが、それより前の部分でも意外にてこずっています。

 小節でいくと、26小節から38小節までの間のフレーズです。転調してホ長調(♯4つ)になっていますが、そこに臨時記号の♭や♮がついているため、譜読みに余裕がなく、指がかなり迷いやすくなっていて、音ミスをしてしまう難所になっています。

 野原先生曰く、「まだ指に迷いがあるので、もっとゆっくりでもいいから確実に指を覚え込ませて、しっかりした音で吹くことが大事」ということで、ここでもメトロノーム練習を要求されました。地道に少しずつ慣れて、ピッチを上げていくしかないとのこと。

 たとえ苦しくても、この地道な練習を厭わずにやって吹くか、面倒臭がってやらずに感覚的にしか吹いていないかで、数か月経つと、この曲に対する表現力やその音楽性が全く変わったものになるそうです。

 そう言われてしまうと、頑張らざるを得ません。

 以前、この曲を吹いた生徒さんの総譜を見せてもらいましたが、ピッチは4分音符で76と書かれていました。そのピッチで実際に吹いてみると、決して速いわけではないんです。寧ろ、今の私が吹いているピッチの方が速いくらい。

 野原先生は、4分音符で76は「少し遅めですが、問題のないピッチレベル」だそうです。後期ロマン派に属するサン・サーンスですから、演奏される方によって、そのピッチにはかなり個人差があるそうです。そのあたりは、バロックや古典派あたりの曲とは大分違うのかもしれません。

 明日から連休なので、腰を据えて、地道な練習に時間を割きたいと思います。

ヤマノフルートグループレッスン9月第2回

 夕方から天候急変で、雷雨となっていましたが、勿論、レッスンはちゃんと受けてきました。

 今日から、テキストは最後のChapter18に入り、音階練習は難解なロ短調。シから始まる音階なので、2オクターブ分吹くということになると、高音域のシまでいってしまうことになり、高音域の部分の音が出るか以前の問題で、運指がとにかく大変でした。

 高音域のミ、ファ♯、ソ♯、ラ♯、シの上昇形の並びが難しくて、逆に下降形はシ、ラ、ソ、ファ♯、ミという並びになり、指が大混乱。あまり出てこない調らしくて、先生もゆっくりと慣れればいいと言ってくれました。ちょっと安心。

 曲は、「ユー・レイズ・ミー・アップ」になり、一見すると吹きやすそうでしたが、知っている曲だけに陥り易い問題が露呈。自分が知っている都合のいいリズムで勝手に吹いてしまい易いのです。

 楽譜をよく見ると、間違って吹いている箇所が多数。好きな曲の場合は、特に要注意だったりします。まだまだダメですね。楽譜は、それこそ穴があくほど、じっくり観察をしてから、音取りをして吹き始めないと。反省です。

 発表会の候補曲については、一応メンバーに楽譜を見てもらいました。拒否反応は出なかったけれど、まだ時間はあるので、他の曲と比較検討するということで、現時点では保留ということになりました。

茜さんとの出会い(2)~あるきっかけとは

 私には、将来、仕事をリタイアした時のことも考えて、地元茅ヶ崎でお世話になっているフルートの先生がいます。月2回くらいのペースですが、レッスンも受けていますし、年1回の発表会にも参加させてもらっています。

 小林優香先生という方です。

 いつも自宅でレッスンされている先生ですが、コンサート活動なども行っていますし、なかなか活動的な方だったりします。

 小林先生が茜さんとどう関わっているのかというと、お二人がFOJ(フォージェ)というプロのフルートアンサンブルのメンバーになっているのです。何回か、FOJのコンサートにも行ったことがあります。それで気が付かなったというのですから、私も大分抜けていますね。

 あるきっかけというのは、私がそのことに気が付いて、楽譜の入手のことについて、小林先生に相談したことです。小林先生から、その件について茜さんにメールが行き、その時、小林先生が私のメールアドレスを教えたことから、私に茜さんからダイレクトでメールが来たのです。

 「会いましょう」と、茜さんからメールを受け取った時は、小林先生が茜さんに私のメールアドレスを教えたことは知らなかったので、怪しいメールが来たと本当に思ってしまったくらいです。

 そして、忘れもしない2016年8月14日。新宿ドルチェ楽器で待ち合わせをして、初めて茜さんとお会いしました。楽譜にはサインまで頂き、その楽譜は今では私の宝物になっています。

 その後、収録されていたLullaby of Angelなどを茜さんご本人から直接指導を受けるという機会まで得て、3曲とも発表会で演奏することになりました。

 茜さんとお付き合いさせて頂いているのはその時からで、彼女のコンサートを聴きに行ったり、不定期ではありますが、その時抱えている曲を見てもらったりしています。

 いろいろな偶然が重なって繋がった茜さんとのご縁ですが、これからも大切にしていきたいと思っています。

ヤマノフルート個人レッスン9月第1回

 私には、日ごろからお世話になっているフルートの先生が数多くいます。その中でも、私が愛器ムラマツDSモデルと出会うひっかけを作ってくれたのが、ヤマノの個人レッスンで7年近くお世話になっている林祐香先生です。

 レッスンは土曜日なので、ギターのレッスンと重なることが今後は多くなります。わざわざ、ヤマノミュージックサロン有楽町まで行くのは大変ですが、好きなことなので、苦にはなりません。

 先生自身が、ムラマツのフルートでレッスンをされているので、当然と言えば当然だったのですが、やはりあの落ち着いた厚みのある温かな音色が大好きになって、初心者レベルであったにもかかわらず、銀座山野楽器5階のフルートサロンでフルートの選定に付き合って頂き、今のフルートを入手することが出来ました。6年前のことです。

 フルートを購入した日は、初めて参加する発表会の前々日で、ほとんどその新品に触っていないのに、思い切ってムラマツDSで演奏したことを覚えています。

 それまで使っていたヤマハのカバードキーのフルートをムラマツDSのリングキーのフルートに持ち替えて、発表会に臨んだこと。今から考えてみると、随分思い切ったことをしたものだと感じます。

 さらに、フルート本体だけでなく、ムラマツのレッスンセンターの存在を知ることになったことも含めて、楽器だけではなく、ムラマツとの関わりを作ってくれたのは、間違いなく林先生だと思います。

 林先生の生徒さんの特徴として、レッスンを辞めない方が多く、私などよりベテランの10年選手みたいな方ばかりです。そのため、空き時間が出来て、林先生の新規レッスンが開講するという話はほとんど聞きません。人気講師である所以です。

 教え方は、とにかく褒めて長所を伸ばすというタイプ。ムラマツの野原先生とは真逆のタイプです。

 発表会も、通常年1回が普通であるところ、林先生のクラスは毎年2回発表会があり、とても教育熱心。次回の発表会は来年の1月26日で、音楽の友ホールで行われることになっています。

 いよいよ、今日から、来年の発表会向けの曲の練習が始まりました。選んだ曲は、モーツァルト「アンダンテ」。モーツァルトと言えば、必ず挙がるほどの有名曲ですが、最近はフランスものばかり吹いていたため、意外にもモーツァルトの曲は初チャレンジです。

 トリル、タンギング、スラーなど、楽譜に書かれていることを忠実に再現することが、古典派以前の曲を演奏する場合の最低条件。そのうえで、強弱、音色、メリハリなどの表現力が要求されるので、かなりの吹き込みが必要になりそうです。

 今日は、カデンツ以外の部分を取り合えず最後まで通しました。リズムが不確かだったり、音ミスする箇所、指が回り辛い箇所などを炙り出すことが目的。抜き出し練習をしっかりして、次回のレッスンの備えようと思います。

ムラマツフルート個人レッスン9月第1回

 発表会が来年の1月19日に決まり、いよいよ教室内にも掲示されました。ムラマツの発表会は、だいたい2年に一度というペースで、今回参加すると、4回目になります。

 過去、ムラマツの発表会で吹いた曲は、エルガー「愛の挨拶」フォーレ「コンクール用小品」、そして前回がゴーベール「マドリガル」

 先週に曲決めしてから、初めてのレッスンになります。曲は、随分背伸びをした感じがしましたが、サン・サーンス「ロマンス」にしました。以前、発表会で吹きたいと先生に話したところ、まだ難しいという理由であっさりと却下されたのですが、今回は何故か、寧ろ一押しという感じで勧められました。

 3年ほど前、吹きたいという一心で、チャレンジしたのですが、転調を含めた調号臨時記号に翻弄され、半音階などの箇所では指も動かず、全く歯が立ちませんでした。今回は、そのリベンジというわけです。

 ムラマツ横浜個人レッスンの先生は、野原千代先生。厳しいですが、アドバイスは極めて合理的であり、非常に的確です。実に細かいところまで、ずばりと指摘されることもあるために緊張しますが、毎回新たな発見もあります。レッスン中は殆ど褒められることはないですが、レッスンを受け始めてから6年も続いています。

 ムラマツの個人レッスンの時間は、ヤマノより10分長い40分。しかも、1月と8月以外は、月4回レッスンがあるので、結構ハードだったりします。

 でも、少しずつ実力がついてきたことのかなりの部分は、野原先生によるところが大きいと、私自身は考えています。特に、音色に関しては、昔に比べると随分変わったなあと自分でも実感することが出来ます。

 今日は、まず譜読みということで、何とか最後まで通すということが第一目標だったようで、その意味では無事最後までたどり着いて、それなりの達成感はありました。

 しかし、前半にある、音階と2つの半音階の箇所はやはりかなり手強いです。地道にメトロノーム練習をして、少しずつピッチを上げて、指を慣らしていくしかありません。あとは、半音階の最後の音が高音域のファ♯で、やはり出しにくいということで、口を絞める癖が顔を覗かせます。

 今回の指摘箇所を重点的に練習して、次回のレッスンに臨みたいと思います。

ヤマノフルートグループレッスン9月第1回

 ヤマノミュージックサロン大手町で受けているグループレッスン。かれこれ、受け始めて5年近くなります。最初は、夜8時30分からのクラスでしたが、その後、直前のグループレッスンのクラスと合併したことにより、今は、夜7時30分からになっています。

 グループレッスンなので、レッスン時間は1時間。個人レッスンの時間が30分ですから、いろいろと盛りだくさんだったりします。グループは私を含めて4人で、私以外は全て女性です。

 担当講師は引地麻梨恵先生。当初担当されていた産休中の先生の代行という形で、8月までという期間限定だったのですが、ある事情があって、9月以降も引き続き受け持って下さることになりました。

 今日も、基礎練習は、まず定番のロングトーンの練習から。下降形、上昇形の両方をしっかりした音で吹くことを心掛けて各1回。高音域は、私の場合、口を絞める癖があります。出しにくいという意識が、まだどこかにあるようで、なかなか直らなくて苦労しています。口を絞めると、かえって出しにくくなるだけでなく、音も硬くなるので、気を付けているのですが、まだまだですね。

 その後、テキスト第3巻のchapter17G Minorの音階練習半音階の練習。G minorの音階練習は、♭調なのに、ファ♯の音が出てきて、高音域ではブリチアルディキーを使えない箇所があるので、ちょっと苦手だったりします。

 ヤマノでは、ヤマハのテキストを使用していて、レベルで言うと、第1巻が初級者、第2巻が中級者、第3巻が上級者という扱いになっていて、それにより月謝も変わる仕組みになっています。

 但し、レベルについては一応の目安であって、第3巻のレベルになっても、吹けそうもない難しい曲もたくさんありますし、個人個人でも当然ばらつきがあります。

 一方、練習曲として今やっているのは、2か月近くもかかってしまった「マシュ・ケ・ナダ」。言わずと知れたラテンの名曲ですが、インテンポで吹くのは、なかなか大変です。曲は3パートで構成されていますが、そのうちの2パートを受け持ち、最後まで各1回ずつ通しました。

 もともと、繰り返しが多くて結構長い曲なので、2回通すにはかなりの体力が必要でした。でも、何とか無事に終わることが出来て、ほっと一安心。

 来週からは、いよいよ最後のChapter18に入り、曲は「ユー・レイズ・ミー・アップ」に変わります。