先日は、大塚茜さん(私の師匠の先生のひとりです)、山下伶さん、金益研ニさんのミニコンサートを聴きに、八丁堀まで行ってきました。
茜さんに誘われてのことでしたが、コンサートという形でゆっくりと聴くのは、今年になって初めてのことでした。
皆さん、個人でもコンサート活動をされていますが、3人一緒の時には、フルカという名前で活動しています。大塚茜さんのフルート、山下伶さんのクロマチックハーモニカ、金益研ニさんのピアノという組み合わせのアンサンブル。フルカっていうネーミング、フルートとハーモニカの名前から取ったそうですが、ピアノは仲間外れなのかな?
クロマチックハーモニカという楽器、私たちが子供の頃習っていたハーモニカとは少し違うんですよね。フルートと違って、吸って音を出すことがあるのは同じですが、右にあるレバーを押すことで、半音高い音を出すことも出来るんです。ひとつの穴で、吹きと吸い、更にレバーを押して吹きと吸いということで、都合4つの音を出すことが出来ます。
フルートは、一般的には3オクターブの音域の音を出せますが、16穴のクロマチックハーモニカでは、実に4オクターブの音域の音を出すことが出来ます。オクターブって?、と言うと、ドから始まって、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド・・・・これで、1オクターブになります。
クロマチックハーモニカが入った組み合わせは、かなり珍しいですよね。
休憩を挟んで、一時間半というミニコンサートでしたが、聴きに行くのが久しぶりだったこともあり、十分に楽しめました。
熊蜂の飛行、リベルタンゴ、風笛、キャラバンの到着など、聴きごたえのある曲ばかり。コンサート後に用事があったので、終わった後は急いで帰路につきましたが、アットホームなコンサートだったので、もう少し、長居して皆さんと語り明かしたかったです。それが、少し心残りでした。