先日の土曜日は、レッスンの後に、友人の参加する発表会の演奏を聴きに行ってきました。いつもは、自分が参加する発表会ばかりなので、かなり緊張して迎えるのですが、今回は専ら聴くだけなので、気楽に楽しむことが出来ました。
フルート、バイオリン、ピアノの合同の発表会でしたが、たまにはフルート以外の楽器の生徒さんの演奏を聴くのもいいものです。小学生ぐらいでしたが、音量が大きく、細かい指使いもしっかりしていて、すごく音感のいい子供もいました。かなり練習をして、本番に臨んでいることがよくわかりました。
友人は、村松崇継氏作曲の「Earth」を演奏しました。フルーティストの高木綾子さんのために書かれた曲ということだそうです。最初は、ピアノ伴奏のない全くのソロで始まるこの曲、途中ロングトーンで1オクターブ上の高音域の音を出し続ける箇所もあり、なかなかの難曲だと思いましたが、最後までリズム等が乱れることなく、しっかりと演奏していました。本人曰く、かなり緊張してあがったそうですが、それでもあれだけの演奏が出来るのは、本当に羨ましい限りです。
私は元来あがり症で、本番でなかなか満足出来るような演奏ができないのが悩みの種なのです。しかし、練習をしっかりすることで少しでも不安要素を無くして本番に臨むしかない、と思い定め、これからの練習も頑張りたいと思います。