発表会が来年の1月19日に決まり、いよいよ教室内にも掲示されました。ムラマツの発表会は、だいたい2年に一度というペースで、今回参加すると、4回目になります。
過去、ムラマツの発表会で吹いた曲は、エルガーの「愛の挨拶」、フォーレの「コンクール用小品」、そして前回がゴーベールの「マドリガル」。
先週に曲決めしてから、初めてのレッスンになります。曲は、随分背伸びをした感じがしましたが、サン・サーンスの「ロマンス」にしました。以前、発表会で吹きたいと先生に話したところ、まだ難しいという理由であっさりと却下されたのですが、今回は何故か、寧ろ一押しという感じで勧められました。
3年ほど前、吹きたいという一心で、チャレンジしたのですが、転調を含めた調号や臨時記号に翻弄され、半音階などの箇所では指も動かず、全く歯が立ちませんでした。今回は、そのリベンジというわけです。
ムラマツ横浜の個人レッスンの先生は、野原千代先生。厳しいですが、アドバイスは極めて合理的であり、非常に的確です。実に細かいところまで、ずばりと指摘されることもあるために緊張しますが、毎回新たな発見もあります。レッスン中は殆ど褒められることはないですが、レッスンを受け始めてから6年も続いています。
ムラマツの個人レッスンの時間は、ヤマノより10分長い40分。しかも、1月と8月以外は、月4回レッスンがあるので、結構ハードだったりします。
でも、少しずつ実力がついてきたことのかなりの部分は、野原先生によるところが大きいと、私自身は考えています。特に、音色に関しては、昔に比べると随分変わったなあと自分でも実感することが出来ます。
今日は、まず譜読みということで、何とか最後まで通すということが第一目標だったようで、その意味では無事最後までたどり着いて、それなりの達成感はありました。
しかし、前半にある、音階と2つの半音階の箇所はやはりかなり手強いです。地道にメトロノーム練習をして、少しずつピッチを上げて、指を慣らしていくしかありません。あとは、半音階の最後の音が高音域のファ♯で、やはり出しにくいということで、口を絞める癖が顔を覗かせます。
今回の指摘箇所を重点的に練習して、次回のレッスンに臨みたいと思います。